2017年12月12日

署名20万名超えで記者会見 〜 NHK、仙台放送、東北放送、河北、朝日、読売、毎日で報道されました

 11月21日仙台北陵クリニック筋弛緩剤冤罪事件全国連絡会は仙台高裁に第30回目の要請行動を行い4,985筆の署名を提出しました。仙台高裁に提出した署名は91,776筆になり仙台地裁に提出した分109,500筆と合わせ再審申し立て以降の署名20万筆を突破したことで、7県29名の要請参加者とともに仙台市内で記者会見を開きました。

 最初に阿部泰雄弁護団長から事件の概要と進行状況が話され、事件性の無い事件であり冤罪であること、裁判所は今年度中に判断をする意向であること一週間後に記者レクを予定していることなどが報告され、支援運動の報告を鹿又輝男宮城の会会長や長沼俊郎宮城の会事務局長が行いました。   

 今回の要請に参加した布川事件の桜井昌司さんは日野町事件の証拠開示の経過などを紹介し、守さんの事件は殺人事件なのに凶器すら法廷に提出されていない、他の冤罪事件でも検察官が全ての証拠を隠していることが問題、証拠を開示してもらい正しい判断をと訴えました。

 守大助さんの母親の祐子さんは裁判所に入るときに隣の小学校の児童から頑張ってと声援を受けたことと以前裁判所前で宣伝行動をしたとき通りかかった小学生とのエピソードを紹介し、確たる証拠も無いのに犯人にされるのは小学生でもおかしいと判ること、裁判所は正しい判断をして一日でも長く息子と暮らさせて欲しいと訴えました。

 この記者会見にはテレビ4局ほか地元紙をはじめとする新聞各社など多くのマスコミ関係者が集まり、質疑の時間には次々と質問があり関心の高さがうかがえました。

 最後に司会を務めた茨城の会の大名章文さんは事件当初のマスコミの過剰な報道にふれ、他の事件の報道でも同じようなことがある、冤罪だった場合はどうするのか、マスコミ関係者は関心を持ってもらい記者の方には冤罪かどうか自分の目でよく見て判断して欲しい。この事件はマスコミによってつくられた事件と言っても過言では無いと言う面がある、冤罪を晴らすにもマスコミの力を借りたい、その事がマスコミ自身の力を生かして人権を守る立場に立つことになるのではないかと締めくくりました。

※新聞報道は一部、インターネットでも読むことができます。
https://mainichi.jp/articles/20171122/ddl/k04/040/066000c
http://www.asahi.com/articles/ASKCQ44JMKCQUBQU004.html

NHKニュース845
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東北放送Nスタみやぎ
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仙台放送みんなのみやぎ
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2017年01月26日

守大助さんの再審・無罪をかちとる全国集会in仙台

<守大助さんの再審・無罪をかちとる全国集会in仙台>

2017.3.25全国集会チラシ
(PDF:742KB)

■2017年 3月25日(土) 午後2時〜

■エル・パーク仙台 141ビル 6階ギャラリーホール

■ 資料代500円

 3年前の3月25日、突然の棄却決定が仙台地裁から申し渡された日です。仙台地裁は、何ら証拠開示命令を出すことも、証人尋問を行うこともせず、真実を求める声を無視し、棄却したのです。
 仙台高裁(即時抗告審)では、弁護団の主張に検察は全く反論もできず、ほとんど回答がないまま、3年を過ぎようとしています。
 全国で、40の支援組織が結成され、かつてない規模の支援運動が全国で展開されています。全国の声を仙台高裁へ!今年が抗告審の山場です。

■記念講演 青木正芳弁護士
【略歴】日弁連副会長、日弁連人権擁護委員会委員長、日弁連司法問題対策委員会委員長など歴任。
 弘前大事件・松山事件などの冤罪事件を国民救援会とともに闘い、再審の扉を開いて無罪をかちとった経験を踏まえ、再審事件をめぐる今日の状況について講演をいただきます。

■弁護団報告 堀井 実千生 弁護士

■点滴実験 ・ ご両親挨拶

■主催:仙台北陵クリニック・筋弛緩剤えん罪事件全国連絡会
   (TEL022-222-6458 FAX022-222-6450)
    
※集会終了後、懇親会を行います。
posted by mori-daisuke at 10:01| 連絡会の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

確定審における判決文を掲載

 本件三審制度における確定審の判決では、守さんの犯人性を示す物的証拠が何もないまま、筋弛緩剤が検出されたとする(資料が残されておらず再鑑定できない)鑑定や、曖昧な証人の供述のみで有罪判決が下されました。
 仙台地裁をはじめ、仙台高裁や最高裁でも、刑事裁判の原則や科学の常識を無視したおかしな判断が随所でなされています。
 これらの判決文をお読みいただき、筋弛緩剤事件とされた本件のおかしさや司法の判断の理不尽さについてご理解いただければ幸いです。

仙台地裁判決 (PDF:1.4MB)
仙台高裁判決 (PDF:880KB)
最高裁上告棄却決定 (PDF:83KB)

※一部関係者の個人名を仮名に変換しています。
posted by mori-daisuke at 11:17| 裁判資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月07日

仙台高等検察庁へ『求釈明書』、仙台高等裁判所へ『進行に関する意見書』を提出

 本件えん罪事件の事件性を直接に示す唯一の証拠とされる大阪府警科学捜査研究所の5件の「鑑定書」(筋弛緩剤を検出したとされる)には、科学上の重大な疑問点が存在します。これらの疑問を質すために、弁護団は仙台高等検察庁に対し、2015年1月に求釈明書を提出しました。
 これに対して検察は、2016年11月に1年10か月も経ってようやく回答(A4 1枚)をしましたが、内容はほとんど回答になっていないもので、弁護団は2016年12月に仙台高等裁判所(第1刑事部)へ進行に関する意見書を提出し、検察が誠実な回答を行うように裁判所が然るべき訴訟指揮を行うよう求めました。

posted by mori-daisuke at 14:49| 裁判資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仙台高等裁判所へ『証拠開示命令申立書』(1)、(2)を提出

 本件えん罪事件においては、検察が保有する証拠の一覧をはじめ、赤い針箱や関係者の員面調書(警察での調書)、鑑定の裏付けとなる資料などの重要証拠が一切開示されていません。
 弁護団は仙台高等裁判所(第1刑事部)に対し、2016年1月に証拠開示命令申立書(1)、2016年12月に証拠開示命令申立書(2)を提出し、検察に対して証拠開示命令を行うように求めました。2017年1月現在、裁判所はまだこれに応じていません。

※一部関係者の個人名を仮名に変換しています。
posted by mori-daisuke at 14:27| 裁判資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする